PHASE-42「ラクス出撃」感想

PHASE-42「ラクス出撃」感想

・アスランってば意外と直情径行だったんだな、と思った。

 アスランとしては、どうしても一度父親としっかり話し合っておきたかったのかも知れないけど、だけどあんなに何にも考えずに会いに行って、ええと、正確なせりふは忘れたけど、「戦争を終わらせるにはどうすれば良いか」とか「戦う意味は何なのか」とか、現実に即してない話をはじめるとは思わなかった。もうちょっと理性的なキャラクターかと思っていたのに。

 ただでさえ地球側のシャトルで帰ってきて警戒されているのに、フリーダム奪取の任務のことも報告しないでそんな話をはじめるから、ぶち切れた親父さんに部下を呼ばれて拘束されちゃう訳でしょ。こうなる事ぐらい分からなかったのかな。

 ラクスの手の者の協力があって脱出できたから良かったような物の。ねえ?


・どうやって生きてた?の二人目

 キラの時もそう思ったわけだけどさ。バルトフェルド、あんたいったいどうやって生きてたの?

 まあ良いけどさ。だけど、実はトールは生きていたとか実はニコルは生きていたとか実はミゲルは生きていたとか、言い出さないだろうね。怒るよそのうち。


・「コックピットは狙わないで下さい。」

 反戦運動のシンボルみたいなことになってきて、ほんわかしているだけじゃ無くて意外としっかりした面もあると言う感じになってきていたラクス嬢。けど、この台詞はすごい天然ボケ。

 コックピットを狙わないなんて、そんな器用なこと出来るわけ無いだろ!戦艦だぞ戦艦。それも銃座がたくさんあるタイプじゃ無くて、どでかい主砲が一門と、あとはミサイルしか武装が無い感じだぞ?無理だよ!

(後で雑誌でよく見てみると、主砲とミサイル以外にも武装はあるみたいだけど、本編では使っている様子が無かったよね。)


・行き当たりばったりでいきなりピンチ。

 格好よく?出航した戦艦エターナル。なんか出航直後にピンチに陥っちゃってるように見えるんですが。キラのフリーダムが居なかったらもしかして撃沈されてたんじゃない?

 仮にも砂漠の虎の異名を取る武将、アンディ・バルトフェルドが乗っているのにあんまりにも軍事的に何にも考えてないんじゃない?思い出してみると以前のバルトフェルドも部下を良いように殺されてて、あんまり知将って感じじゃなかったけどさ。それにしてもみんな頭が悪い…。誰か頭がいいやつは居ないのか、この世界には…。



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